人気ブログランキング | 話題のタグを見る

備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

集合住宅で生ゴミ処理 その2

前の記事に、生ゴミの始末が悩みの種なこと、
皆さんからコメントいただきました。
私もそうでした。

夏場はすぐ臭うし、虫が発生してしまったり、
冬でも、回収が休みの時や、
急に家を空けなければいけなくなった時なども困るもの。
気密性の高い、狭い集合住宅では、
臭いが家中にこもってしまう。
ヘタに屋外に出して、カラスなどを引寄せてしまっても
いけないし。

これが、私が生ゴミ処理機を使うようになった第一の理由。

もうひとつ、ちょっとエコ的な動機があって、
気をつけていてもどうしても無駄にしてしまう野菜などを、
”土にかえす”ことができたら、ちょっと罪悪感が減るかな、
ということです。

はじめ私の脳裏にあったのは、
底の無いバケツをひっくり返したような
庭の土の上に置いて使う「コンポスター」でした。
このタイプのものに補助を出している自治体は多いようです。
でも、集合住宅で庭が無いので無理だとあきらめていました。
ちなみに、コンポストは堆肥のことです。

その後、他にも色々方法があることを知り、一部は試したり、
という数年があって(詳しくはまた別の機会に)、
電気で乾燥する生ゴミ処理機を使ようになりました。
”室内で使用可能”というふれこみのコンパクトなものです。

密閉式の生ゴミ入れを使う感覚で、
生ゴミを、出た都度、入れていきます。
一定量になったところで、スイッチを入れると、
撹拌しながら熱しながら風を送って、多少焦がしながら乾燥。
所要時間は、気温、ゴミの量、水分によってかなり違い、
非常におおざっぱに数時間。

その結果出来たものは、かさも重量も相当減り、
ちょっと焦げたような臭いのする、虫もカビも無縁のもの。
乾燥して量も減り軽くなった『乾燥野菜』(友人の命名)は、
趣味の畑をやっている友人がもらってくれます。

初めは、キッチンに置いて使っていたものの、
ほどなく、臭いに対して、家庭内で苦情が来たため、
スイッチを入れる時にベランダに出したりしましたが、
結局 ”常時ベランダ” に落ち着きました。

新しい製品では色々改良されていると思いますが、
臭いや音については、個人個人の感覚、家族構成や間取りなど、
それぞれにかなり違うので、一概に決めつけられません。

また、ベランダで使うにも、臭いや音は発生するわけで、
どこでも可能とは言えません。

次はそのあたり(どのあたりだ?)の具体的な例を書いてみたいと思います。
by alarekko | 2009-01-11 10:49