備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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マカロニウエスタン 〜 から 〜 霧のレイクルイーズ へ 

カリフォルニアで行われたフィギアスケートの世界選手権。
男子シングルのフリー。
イタリア代表選手、サミュエル・コンテスティが
西部劇を思わせる衣装で登場した。 映像コチラ☆
滑り出す前から会場がどよめいている。
ご当地ネタというだけではない。
音楽は、エンニオ・モリコーネの「ウエスタン」ときた。
そう、マカロニ・ウエスタン。  凄い発想だ!
試合じゃなくてエキシビションかとおもうほどの、
ドラマティックなエンターテイメントだった。
もちろんジャンプも決め、競技としての技術も芸術性もある。
大きな会場の観客を引き込む「楽しい演技」で、5位。
彼は、来年のオリンピックも、更なるアイデアで、
この路線を突き詰めて、もっと上を狙ってくるだろう。
楽しみだ。


そんなことを考えているうち、
カナダに関係ある日本人の曲と言えば、と、
私の脳裏に浮かんだのが、
倉本裕基(Yuhki Kuramoto)作曲「霧のレイクルイーズ」(英題 Lake Louise)。

倉本さんの曲、そして演奏は、
自然なフレージングや、絶妙な揺らぎのあるリズム感などが、
一瞬エッジをたててスーッと滑り出したり、踊ったり、
スケーティングの動きに違和感無く良く合うと思う。
叙情的な美しさを持つ曲が多いが、
ドラマや映画の劇伴音楽では、リズミカルな曲、激しい曲など、
様々な情景が浮かぶ多彩な曲がある。
同じ曲でも、シンプルなピアノだけの演奏もあれば、
オーケストラのゴージャスでドラマティックなヴァージョンもある。
以前から、フィギアスケートにぴったりだと思っていた。

そして何より、ご本人が『長男』とおっしゃっている、
「霧のレイクルイーズ」。
カナダのロッキー山脈の中にある、美しい湖を標題にした代表曲。

バンクーバーで日本人選手が「霧のレイクルイーズ」にのって滑る。
そういうことがあったらいいのになあ。

そういえば昨年、全米選手権での、フィギアスケートペア、
井上怜奈&ジョン・ボルドウィンの”氷上のプロポーズ”。
TVでその場面を見たときも、即座に私の脳裏に浮かんだ。
倉本さんの「ヴァージンロード(Virgin Road)」という曲が。
暖かさの中に、何か崇高な志や、強い決意、
凛としたたたずまいを感じる曲。
この曲で滑って、再びのオリンピック出場を決めてください〜。
そうしたら、素敵だなあ。
と、どんどん勝手に想像が膨らみます。

この曲は、ピアノソロヴァージョンもいい。
でも、ロンドンフィルハーモニックと共演のアルバム
「リファインメント(Refinement)」に入っている、
オーケストラヴァージョンの方がドラマティックかな。
ホルンから始まる響きが、大きな教会の荘厳なイメージ。
でも同時に、雄大な山々に響く(アルペンホルンの)
ようにも聴こえる。
映画「ジェニファ涙石の恋」のサウンドトラック
(2枚組のアルバム「ピアノ・ジュエルズ」の中の1枚)では、
ピアノソロで始まり、
中程でストリングスが寄り添うように入ってくるところが、
絶妙です。

ちなみに、
霧のレイクルイーズも、たくさんのヴァ−ジョンがあります。
今度改めて、書き留めよう。


4/8 適当な音源が見つかったので追記
霧のレイクルイーズです。どうぞ ☆ 
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by alarekko | 2009-04-01 11:53 | 2010 Vancouver