備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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ウィルスも地球の一員


このところ毎日目に耳にする「ウィルス」

ウイルスというと,
最近はコンピュータウイルスのことをイメージする人も
多くなってきたかもしれない。
決して,インフルエンザウイルスが体内に入ってくるように,
ウイルスという物質が機械のの中に入り込んだというわけではないが、
見えないものが原因で不都合が起こり、広がっていくさまが、
インフルエンザなどのウイルス感染に似ているからだろう。
うまく見立てたものだ。

さて、本家のほうのウイルスだが、
一体何者なのか,不思議の多い『・・』なのだ。
『・・』に生物と書きそうになったけれど、
生物ではないということになっている。
でも、無生物でもない。微妙な位置にある。
『 』の中にウイルスとしか書きようがない。

ウイルスは病原体としてのみとらえられがちだけれど、
植物も動物も含む『生物』と、
対等に並んじゃうくらいの『ウイルス』というジャンルである。
細胞が無い。
細胞に寄生して生きている。
ここで生きていると表現するのも,
生物じゃないと言っておいて「生きている」はないだろうと
突っ込みたくなるが、
そこが、無生物でもないという微妙なところ。

生物が死に絶えてしまったら,つまり、細胞が無くなったら,
ウイルスも存在できない。
ウイルスと生物は共存共栄なのだ。
だから、ウイルスが自発的に(自然の成り行きで)
生物を全部死滅させることはない。
もしも、人間が意図的にウイルスを悪意を持って利用できるようになってしまったら、どうかわからないけれど。

そしておそらく、生物の側も、ウイルスがなければ、
存在し得ないのだ。
ウイルスも、地球の一員。
困り者を一方的に無くしてしまえばいいというものではない。
ウイルスとのつきあい方も、地球環境問題。
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by alarekko | 2009-05-08 23:13