備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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『アイリッシュ』モード

ダブリンコンクルで、セミファイナルの課題曲として、次のように4人の作曲家の名前があった。

「In the semi-finals all competitors must select one of four specially commissioned pieces (duration of 5 minutes) by composers; Mr David Byers, Ms. Siobhn Cleary, Ms. Jennifer Walshe and Mr Bill Whelan.」

この文の最後に、アイルランド発で世界にひろまった舞台『リバーダンス』のMr Bill Whelan(ビル・ウィーラン)の名前がある。
どなたが,どのような曲を演奏されるのか,興味を持った。

しかし、公式サイトで曲名が明らかにならず、さらにセミファイナルは音声の配信も無く、興味もいつのまにか消失。

と、ファイナルも終わってしまって忘れかけたところへ,
「Winner of the 2009 RTÉ Lyric fm Prize for best performance of commissioned piece   Alexej Gorlatch」
という文字が目に飛び込んできた。
急に、何を弾いてこの賞に繋がったのか,知りたくなった。

レビューの記事(こちら ☆ )によると、彼は,The Currach という曲を演奏したらしい。
他の人についての文と併せて読むと,これは、ビル・ウィーランの曲のようだ。
The Currach (arranged from his concerto, Inishlacken )という記述もある。



曲名はきっとアイルランド語だろう。
そうだ、最近格段に言語数が増えた「言語ツール」を使おう。
と、思ったら,アイルランド語は無かった。やっぱり。  残念!


The CurrachとInishlackenを頼りにたどり着いたのは1枚のCD.

『The Connemara Suite』
1. Inishlacken: The Currach, The Island Terns, Evening Ceili
2. Errisbeg
3. Carna: Dawn, Macdara's, An Chistin

『The Currach』は、『Inishlacken』という組曲の中の1曲であった。
Irish Chamber Orchestraからの委嘱作品であるらしい。
それを、ピアノにアレンジしたものが、出版されているのか,コンテスタントに提供されたのか、であろう。

また、『Inishlacken』は、『The Connemara Suite』3部作の中の1曲。

Connemaraは地名かな? 記憶にある単語だ。
私の,アイルランドとアイルランドの音楽に関するバイブルである,
守安功さんの『愛蘭土音楽紀行』を取り出してきた。

この本の中の地図に、「コネマラ地方」と、破線の楕円でかこった場所がある。
ダブリンと反対側の西の端、Galwayから西の一帯の、
アイルランドの中でも,まだ手つかずの自然の残る地域だ。

Inishlackenは、この地域にある,小さな小さな島の名前。
アイルランド語で、Inish=島である。
Currachは、古来からある木造のボートのことのようだ。


久しぶりに、『アイリッシュ』モードになってきました。
守安さんの本についてはまた改めて書き留めたい
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by alarekko | 2009-05-19 09:16