備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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知られざる奇跡の行進 

一昨年、youtubeで、ヴィクトリア・ムローヴァが大きな教会で演奏しているバッハのシャコンヌを見つけて、すごく感銘を受けた。
心の奥底に深くしみ入る演奏、そして、じっと、最後まで身じろぎもせず聴き入る聴衆の表情や姿も忘れられない。
 
バッハのシャコンヌは、やっぱり名曲だなあとあらためて思い、
こういう大きな教会に響くバッハはいいなとも思い、
久しぶりに拝見したムローヴァ女史の、筋の通った生き方が姿にも音楽にも現れているような、カッコ良さも、心に残るものがあった。


BSで、ライプツィヒ聖ニコライ教会での、何かの記念コンサートを見たのは、昨年のことだ。
あのムローヴァのシャコンヌも含まれていた。
1999年10月9日の演奏であることがわかった。


そして今晩、たまたま途中から見た番組 "知られざる奇跡の行進" で,
(番組のサイトはコチラ ☆ 再放送もあるようです。)

その演奏会の特別な意味を、やっと知ったのです。
ライプツィヒの聖ニコライ教会は、東西ドイツ統一への重要な拠点であったこと。
この教会の「平和の祈りの集会」から端を発し、ベルリンの壁崩壊1ヶ月前の1989年10月9日に、7万人ものデモへと発展した「平和革命」。

あの演奏 ☆ は、 それから10周年目に開かれたチャリティーコンサートの中の1曲だった。  つづきはコチラ ☆ 

教会に集まった人たちは、単にコンサートに集まった聴衆ではなかったのだ。
旧ソ連出身のムローヴァにとっても、特別な演奏であったであろう。
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by alarekko | 2009-06-16 22:20