備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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カーボンニュートラル


大きな扱いではなかったのですが、
ニュースの見出し 「〜国産バイオリン〜」 を思わずクリック。
でも、クリックする動作の途中で、
脳はもう、あれ?違うなとは感じていました。

出て来たニュースは、バイオリンとはほど遠い内容。
「国産バイオガソリン」だったのです。

この際だからと、読んでみたのですが。

このニュースで、「国産」といっていたのは、
「国産バイオエタノールの工場が稼働した」ので、
これまで、輸入バイオエタノールで、バイオガソリンを作っていたのが、
国産バイオエタノールを使ったバイオガソリンを生産できる。
ということでありました。

それで〜 って感じなんですけど・・・
気になるので調べてみました。

まず、バイオガソリン。

ガソリンを作るのに、石油だけでなく、
バイオエタノールを一部に使ったものをバイオガソリンというらしい。
石油連盟による解説ページ ☆ が、わかりやすかったです。

ここで、「カーボンニュートラル」という言葉が出てきます。
そこの部分を引用しますと、
『地球温暖化の原因とされる大気中の「温室効果ガス」のうち、最も量が多いものが燃料の燃焼や生物の呼吸によって大気中に排出される二酸化炭素です。「京都議定書」では、植物を原料とするバイオ燃料は、原料である植物が生育する際に光合成によってCO2を吸収していることから、燃焼によってCO2を排出しても大気中の二酸化炭素の総量を増加させないという考え方(カーボンニュートラル効果)により、バイオ燃料の燃焼によって排出された二酸化炭素については温室効果ガス排出量として計上しないことにしています。』

CO2を吸収する量と排出量が一緒なら、ニュートラル!
それはわかります。
しかし、
この説明と、ここに使われている図は一見分かりやすいけれど、

植物を育てあるいは長い年月を経て大きくなった木を切って、
バイオ燃料をつくり(その過程で化石燃料もかなり使うでしょう)、
それを燃やしたら、いかにも循環してる、サステイナブル(持続可能)、
みたいな図に、だまされちゃいかんぜよ!
と、おもいました。

本当にニュートラルなバイオエタノールはあるのだろうか?
さらに、カーボンだけニュートラルでも、
食料、水を使いつくしたら意味ないじゃん?
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by alarekko | 2009-10-29 09:34