備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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芸術劇場番組データ 9 2006年7月〜

教育TV芸術劇場 過去の放送内容コピペ集 その9 2006年7月〜10月


”More”以降はすべて「芸術劇場」過去の番組データから音楽ジャンルのみをピックアップしてコピーしたものです。
いずれ、自分なりにメモをしたいと思うことがあったら、何か別の色で書き加えるかもしれません。
初回は、こちら ☆ 





2006年7月2日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
米良 美一(カウンターテナー)
特集「街を楽しむ「バ・ロック音楽祭」~東京・目白~」
今年で二回目を迎える目白バ・ロック音楽祭。

東京カテドラル大聖堂や目白聖公堂、同仁キリスト教会などを舞台に、6月2日から25日までの間、バロック音楽の演奏会が開かれた。

音楽祭をきっかけに目白を盛り上げようとする街と音楽祭の模様をお伝えする。

公演コーナー(1)「デュトワ指揮 宮崎国際音楽祭管弦楽団演奏会」
1996年にスタートした「宮崎国際音楽祭」。今回は第11回となり、アーティスティック・ディレクターであるデュトワ氏をはじめ、国内外の一流演奏家が宮崎に集い、華やかな演奏を繰り広げた。

お送りするのは、デュトワ指揮のオーケストラ演奏会。ジャズピアニスト小曽根真氏をソリストにむかえるモーツァルトのピアノ協奏曲「ジュノム」、そしてショスタコーヴィチの代表作のひとつ、交響曲第10番という意欲的なプログラムである。

<曲目>
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」(モーツァルト)
交響曲第10番ホ短調作品93(ショスタコーヴィチ)
<演奏>
管弦楽:宮崎国際音楽祭管弦楽団
ピアノ:小曽根真
指揮:シャルル・デュトワ
<収録>
2006年5月14日(日) 宮崎県立芸術劇場 アイザックスターンホール
公演コーナー(2)「洋館に響くカルテット ~タカーチ弦楽四重奏団~」
ヨーロッパ随一のカルテット、タカーチ弦楽四重奏団の演奏を、東京上野にある旧岩崎邸からお送りする。

タカーチ弦楽四重奏団は、ハンガリーを代表するカルテット。ヨーロッパをはじめ世界中で活躍する名アンサンブルである。

旧岩崎邸は明治29年完成の歴史的建築物で、重要文化財に指定されている。文明開化当時の趣を今に伝える洋館内で演奏を収録し、クラシックが日本に紹介された文明開化当時の香りを、一流の演奏と共にお送りする。

<曲目>
弦楽四重奏曲ニ短調「死とおとめ」から第1楽章(シューベルト)
弦楽四重奏曲変ロ長調K.589から第2楽章(モーツァルト)
<演奏>
タカーチ弦楽四重奏団
<収録>
2006年6月19日(月) 東京・上野 旧岩崎邸



2006年7月16日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
小塩 節(ドイツ文学者)
海外情報コーナー「こどもと楽しむオペラ(ウィーン)」
5 月3日からウィーン国立歌劇場の屋上特設テント劇場で、子供のためのオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」が上演された。これはモーツァルトが12歳の時に作曲した初のオペラ作品で、今年のモーツァルトイヤーを記念しての上演。「子供のためのオペラ」と題されたこのオペラ上演は、子供を持つ家族には大人気で、地元の大きな話題となっている。モーツァルト初のオペラとはいかなるものなのか、ウィーンの子供たちはどのような反応を示すのか、リポートする。

特集「京都・国際学生フェスティバル 2006」
京都で毎年行われる「国際音楽学生フェスティバル」は今年、第14回目を迎えた。このフェスティバルは、若き音楽学生同志の国際交流と育成を目的とするものとして、1993年に第1回目を迎え、今年は5月27日(土)~5月31日(水)までの5日間、日本やアメリカやドイツ、スペイン、ロシアなど10カ国からの音楽学生約100名によって15の演奏会が開催された。若い音楽学生同志の交流などフェスティバルの魅力をお伝えする。

公演コーナー「ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団演奏会」
パーヴォ・ヤルヴィは名匠ネーメ・ヤルヴィの息子で、各地の名だたるオーケストラの音楽監督や芸術監督をつとめ、若い世代の指揮者で現在もっとも注目を集める指揮者。ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団はドイツのブレーメンを本拠地とするオーケストラで、2004年からヤルヴィが芸術監督に務めている。お送りするのは、ベートーベンの交響曲第1・2・3番。「現代にふさわしいベートーベンを披露したい」と語るヤルヴィの注目の公演をお送りする。

<曲目>
交響曲第1番ハ長調作品21(ベートーベン)
交響曲第2番ニ長調作品36(ベートーベン)
交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」(ベートーベン)
<出演>
管弦楽:ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
<収録>
2005年5月26日  横浜みなとみらいホール・大ホール




2006年8月6日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
ピーター・フランクル(数学者・大道芸人)
海外情報コーナー「ローザスとモネ劇場管弦楽団新作舞踊初演(ベルギー)」
モネ劇場を拠点とし、世界のコンテンポラリーダンス界をリードするカンパニー、ローザスが5月18日に同劇場で新作の世界初演を行った。管弦楽は大野和士率いるモネ劇場管弦楽団。モネ劇場を拠点とするこの2大カンパニーが共演するのは実は15年ぶりのこと。地元はもちろん、ダンス界でも大きな話題となった。さらに音楽はイギリスを代表する現代作曲家ジョージ・ベンジャミンが担当。振付家ケースマイケル、大野、ベンジャミンが相まみえる注目の舞台を紹介する。

特集(1)「<東京の夏>音楽祭2006 ~大地の歌・街角の音楽~」
毎年斬新なテーマで様々な角度から音楽に光を当てている<東京の夏>音楽祭。第22回となる今年は、「大地の歌・街角の音楽」をテーマに掲げ、庶民の暮らしの中で育まれた力強いダンスや音楽に焦点を当てる。フランスのブレイクダンス・グループ、ブラック・ブラン・ブールの公演や、民族音楽をクラシックにミックスする個性的なバイオリニスト、ジル・アパップの演奏など、コンサートホールで行われる多彩なコンサートのほかにも、大道芸人やストリートダンサーが集う野外イベントを開催。伝統的な枠にとらわれない躍動感溢れる音楽が、夏真っ盛りの東京をさらに熱くする様を特集する。

特集(2)「日本・メキシコ音楽交流」
日本とメキシコとの音楽交流が盛んに行われている。昨年はメキシコでオペラ「夕鶴」の上演が実現。メキシコの歌手たちが和服をまとい、日本語で歌った舞台は地元で大評判となった。今年はこの公演で「つう」役を演じたソプラノ歌手、エンカルナシオン・ヴァスケスが5月に来日し、「夕鶴」のアリアを披露、聴衆の絶賛をあびた。こうした音楽交流に一役買っているのが、バイオリニストの黒沼ユリ子。メキシコ在住で、地元に音楽学校を設立したり、両国のアマチュア音楽家の交流などを積極的に行っている。昨年の「夕鶴」の成功、5月のコンサート、黒沼ユリ子のインタビューなどを取材、近年盛んなメキシコとの音楽交流を紹介する。

公演コーナー(1)「<東京の夏>音楽祭から/ピアノトリオの夕べ」
2006年7月5日、東京オペラシティ・コンサートホールで行われた「<東京の夏>音楽祭 ギトリス・ブルネロ・小山実稚恵 ピアノトリオ演奏会」を放送する。

<曲目>
ル・グラン・タンゴ(ピアソラ)
愛の悲しみ(クライスラー)
美しいロスマリン(クライスラー)
チゴイナーワイゼン(サラサーテ)
ピアノ三重奏曲イ短調作品50「偉大な芸術家の思い出」(チャイコフスキー)
<演奏>
バイオリン:イヴリー・ギトリス
チェロ:マリオ・ブルネロ
ピアノ:小山実稚恵
<収録>
2006年7月5日  東京オペラシティコンサートホール
公演コーナー(2)「マテュー・デュフォー フルートリサイタル」
アメリカの名門シカゴ交響楽団で首席奏者をつとめるフランスのフルーティスト、マテュー・デュフォーの演奏を放送する。デュフォーは1972年パリ生まれ。フランスのトゥールーズ・キャピタル管弦楽団、パリ・オペラ座管弦楽団のフルート奏者を経て、99年、27歳でシカゴ交響楽団の首席に就任。ソリストとしても世界的に活躍している。

<曲目>
フルート・ソナタ(プーランク)
サライのほほえみ(コネッソン)
フルート・ソナタ変ホ長調BWV1031から2楽章シチリアーナ(伝バッハ)
<演奏>
フルート:マテュー・デュフォー
ピアノ:エリック・ル・サージュ
<収録>
2006年4月25日 東京・浜離宮朝日ホール




2006年8月20日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
有吉 京子(漫画家)
特集「夏の夜の星降るバレエ~山梨・清里~」
夜の高原の野外舞台でバレエを楽しむ「フィールドバレエ」。

今年で17回目を迎えるこの催しは、2週間に渡り、延べ1万人の観客を集める清里の一大恒例イベントだ。今年はプリマバレリーナに川口ゆり子、プリンシパル・芸術監督に今村博明というベテランを迎え「くるみ割り人形」「おやゆび姫」などを上演する。

天候という最大のリスクを背負いつつも、あくまで清里の自然を背景にすることにこだわり、照明や音響にも雰囲気を生かす工夫を毎年積み重ねている。夏の夜の高原で繰り広げられる幻想的なバレエの模様と、それを支える清里の人々の活躍をお伝えする。

公演コーナー(1)「ボリショイ・バレエ「スペードの女王」」
巨匠ローラン・プティが振付けたボリショイ・バレエの「スペードの女王」をお送りする。プーシキン原作の「スペードの女王」はチャイコフスキーのオペラが有名だが、このバレエは同じチャイコフスキーの交響曲「悲そう」を使い悲劇を描いている。

<振付>
ローラン・プティ
<出演>
ニコライ・ツィスカリーゼ
イルゼ・リエパ ほか
<管弦楽>
ボリショイ劇場管弦楽団
<指揮>
ウラディーミル・アンドロポフ
<収録>
2005年5月 モスクワ・ボリショイ劇場
公演コーナー(2)「ダンス・パフォーマンス「アメリア」」
「アメリア」は、エドゥアール・ロックという類稀なる創造力を持つ芸術家の視点からみた、現代の男と女の姿を表現するパフォーマンスである。ロックは、躍動と極限状態が交互に織り成す息を呑むような踊りと、振付、音、映像を自在に駆使したシーンの連続を通じて、人間の身振りを芸術に高め、コンテンポラリー・ダンスの最前線に押し広げている。使われている音楽もミニマリスムを意識した独創的なもので、ピアノ・チェロ・バイオリンが奏でる音楽に、ルー・リードがかつてヴェルヴェット・アンダーグラウンドのために作った有名な歌詞によるボーカルが重なる。

<振付>
エドゥアール・ロック
<出演>
~ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス~
アンドレア・ボードマン、ミスタヤ・ヘミングウェイ
ナンシー・クロウリー、キア・ナイト
シュン・ホン・リー、ベルナール・マルタン
ジェイソン・シプリー・ホームズ、ビリー・スミス
ナオミ・スタイクマン、ゾフィア・トゥカヤ
<音楽>
デーヴィッド・ラング
<詩>
ルー・リード
<演奏>
チェロ:アレクサンダー・カストンゲイ
バイオリン:シモン・クロード
ピアノ:ニョー・コン・キー
ヴォーカル:ナディーン・メダウォー




2006年9月3日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
齋藤 孝(明治大学教授)
特集「子供たちにオペラの魅力を」
新国立劇場では夏休みの特別企画として、小学生を対象としたオペラを上演した。プッチーニの名作「トゥーランドット」を1時間に短縮し、日本語の歌詞で新たな台本を作った。物語の舞台は、大宇宙に浮かぶ氷の星。登場人物の設定を変え、まったく新しいSFファンタジーに仕立て直した。

子どもの興味をかきたて、物語の世界に引き込むには、どんな工夫が必要なのか?本番の舞台をリポート。

公演コーナー「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2006」
毎年恒例となっているウィーン・フィル ニューイヤーコンサートは、世界50ヶ国に配信されるクラシック音楽の世界で最大のイベントのひとつである。最高レベルの演奏と気軽で楽しみやすいプログラムで幅広い人気を得ており、再放送の要望も多い。そこで、日本でも人気の名指揮者・マリス・ヤンソンスによる今年のコンサートをアンコール放送する。ことしはモーツァルト生誕250年のメモリアル・イヤーで、ニューイヤーコンサートでもモーツァルトやゆかりの曲が演奏され、モーツァルト・イヤーの幕開けにふさわしい公演となった。

<曲目>
歌劇「フィガロの結婚」序曲(モーツァルト)
ワルツ「モーツァルト党」(ヨーゼフ・ランナー)
芸術家のカドリーユ(ヨハン・シュトラウス)
ワルツ「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス)
ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス父)  ほか
<演奏>
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:マリス・ヤンソンス
<収録>
2006年1月1日 ウィーン楽友協会大ホール(オーストリア)




2006年9月17日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
林家 いっ平(落語家)
海外情報コーナー「真夏の夜のオペラのど自慢(イタリア・ミラノ)」
お気に入りのオペラを一度でいいから舞台に上がって歌いたい。オペラファンのそんな夢が一年に一度だけ叶うイベントが、イタリアオペラの本拠地ミラノで開催されている。スカラ座の舞台セットを借りて作られたステージに、各自調達した衣装を身につけて立つ参加者が、ピアノ伴奏でアリアを歌うオペラ版「のど自慢」。今年3回目の開催となるこのイベントは、地元ではすっかり夏のイベントとして定着している。本気で臨む出場者と本気で鑑賞する観客で、会場は大喝采とブーイングが入り乱れ、大興奮に包まれる。大会の最後にはスカラ座で活躍するプロの歌手が歌声を披露するのも人気の秘密。オペラ好きのイタリア人ならではのイベントを紹介する。

特集「生涯現役 私のクラシック音楽道」
敬老の日を前に、80歳を超えてなお現役で活躍する演奏家の人生と音楽哲学を紹介する。室井摩耶子(ピアノ)さんは1921年生まれの85歳。 1956年のモーツァルト生誕200年記念祭に日本代表としてウィーンに派遣されたピアニスト。1995年からはトークを交えたコンサートを定期的に行うほか、オーケストラとの共演を行っている。

青木十良(チェロ)さんは1915年生まれの91歳。1940,50年代マルティヌーやプロコフィエフのチェロ曲の日本初演を行っている。1990年を過ぎてから演奏活動、レコーディング活動を活発に行うようになり、それぞれ高い評価を得ている。

80歳を超えて初めて感じられる音楽の魅力とはどんなものなのか。二人の演奏家の音楽への情熱をお伝えする。

公演コーナー(1)「ベルリン・フィル ヨーロッパコンサート2006」
ベルリン・フィルのヨーロッパコンサートは、毎年オーケストラの創立記念日5月1日に、その年に話題となっているヨーロッパの都市でベルリン・フィルが行うコンサートである。モーツァルトの生誕250年の今年は、モーツァルトが「ドン・ジョヴァンニ」を初演した、チェコ・プラハのエステート劇場が舞台となった。

指揮とピアノは、ダニエル・バレンボイム。モーツァルト・イヤーにふさわしいプログラムが演奏された。

<曲目>
交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」(モーツァルト)
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482(モーツァルト)
ホルン協奏曲ニ長調K.412/514(モーツァルト)
交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」 (モーツァルト)
<演奏>
ホルン:ラデク・バボラク
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮・ピアノ:ダニエル・バレンボイム
<収録>
2006年5月1日(月) エステート劇場(チェコ、プラハ)
公演コーナー(2)「グザヴィエ・ドゥ・メストレ ハープ・リサイタル」
フランス出身の若き男性ハーピスト、メストレの演奏をお楽しみいただく。
メストレは1973年トゥーロン生まれ、バイエルン放送交響楽団を経て25歳でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ハーピストに就任、ソリストとしても世界的に活躍している。

<曲目>
ハープ協奏曲[独奏版](ヘンデル) ほか
<演奏>
ハープ独奏:グザヴィエ・ドゥ・メストレ
<収録>
2006年6月22日(木) 東京・王子ホール




2006年10月1日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
鈴木 秀美(チェロ)
海外情報コーナー「ワインの町の音楽祭(フランス・ボーヌ)」
フランス、ブルゴーニュ地方の都市ボーヌで、7月に行われたボーヌ音楽祭は、今回24回目を迎えたバロック音楽の祭典である。ウイリアム・クリスティやマルク・ミンコフスキなどバロックの巨匠を育てた音楽祭として、フランスでは一目置かれる存在。期間中の毎週土日に、町の教会や庭園などを舞台に行われるバロックオペラを中心にしたコンサートは、毎年多くの観客を集めている。特産のワインや美しい風景を楽しみながらアットホームな雰囲気の中バロックの世界に浸れるのは、ボーヌ音楽祭ならでは。ノートルダム・バジリカ教会で行われたヘンデルの歌劇「オルランド」の様子を中心に、地域の特性を生かした典雅なバロック音楽祭を紹介する。

特集「よみがえるロココの響き」
静岡のアクトシティ浜松で、9月8日、貴重な楽器を使ったコンサートが開かれた。演奏されたのは、ベルサイユを中心とした宮廷文化が花開いていたフランスで、1765年に製作された二段鍵盤のチェンバロ。金色に輝く本体内外には人物像があしらわれ、繊細な彫刻が施された様子はまさに美術品である。

この楽器を所蔵する浜松市楽器博物館では、1991年に入手して以来、長い時間をかけて楽器の修復をおこなってきた。弦をはじく爪を取り替え、バラバラだった鍵盤のタッチを調整する。古い楽器に負担をかけないよう細心の注意を払って調整を続けた結果、ただ「音が出る」だけだった楽器が演奏会にも耐える音色を取り戻した。

番組ではコンサートの模様と合わせ、貴重な音色を現代によみがえらせ、守り続けている取り組みについてリポート。

公演コーナー(1)「クリスティアン・ツィマーマン ピアノ・リサイタル」
ポーランド出身のピアニスト、ツィマーマンは1975年のショパン国際ピアノコンクールに史上最年少の18歳で優勝し世界の音楽界に躍進した。以後ソリストとして演奏を深める一方、バーンスタイン、カラヤン、ブーレーズなど時代を代表する指揮者と共演してきた。

ツィマーマンは度々来日しているが、近年は録音、録画に極めて慎重な姿勢を見せており、今回の映像収録は日本では約20年ぶりという貴重な機会となった。巨匠の風格漂うツィマーマンの最新の演奏をお送りする。

<曲目>
ピアノ・ソナタハ長調K.330(モーツァルト)
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」(ベートーベン)
優雅で感傷的なワルツ(ラヴェル)
<演奏>
ピアノ:クリスティアン・ツィマーマン
<収録>
2006年5月20日、6月2日 サントリーホール(東京)
公演コーナー(2)「ジャン・ギアン・ケラス チェロ・リサイタル」
1967 年モントリオール生まれのケラスは、長年ピエール・ブーレーズが主宰するアンサンブル・アンテルコンテンポランのソロ・チェロ奏者を務めた。その高い技術と優れた音楽性で、古典派から現代まで幅広いレパートリーを誇り、現在ソリスト、室内楽奏者として幅広く活躍している。

<曲目>
チェロ・ソナタ第3番イ長調作品69(ベートーベン)
幻想小曲集作品73から第1曲(シューマン)
おとぎ話から第3曲(ヤナーチェク)
愛の喜び(クライスラー)
<演奏>
チェロ:ジャン・ギアン・ケラス
ピアノ:野平一郎
<収録>
2005年10月28日 三鷹市芸術文化センター(東京)




2006年10月15日(日)の放送内容

案内役:
森田 美由紀アナウンサー
ゲスト:
堀内 修(音楽評論家)
特集「モーツァルト三昧!ザルツブルク音楽祭」
今年もザルツブルク音楽祭が、モーツァルトの生地、ザルツブルクで7月23日から8月31日まで開催された。

最大の目玉はオペラ。モーツァルトの舞台作品、全22作品が一気に上演される。その中で最も注目されるのは二人の巨匠がウィーン・フィルを指揮した二つの舞台。アーノンクール指揮の歌劇「フィガロの結婚」と、ムーティ指揮の歌劇「魔笛」。どちらも今年の新演出。「フィガロ」ではスザンナ役に今もっとも注目されているアンナ・ネトレプコが、「魔笛」には実力派ディアナ・ダムラウが夜の女王役で出演した。

また、「モーツァルト・ガラ・コンサート」では、若手ナンバーワンのダニエル・ハーディングがウィーン・フィルを指揮。アンナ・ネトレプコとトマス・ハンプソンが、モーツァルトの名アリアを歌い上げる。

公演コーナー(1)「ザルツブルク音楽祭2006 モーツァルト・ガラ・コンサート」
モーツァルト生誕250年となる今年のザルツブルク音楽祭は、例年に増してモーツァルト作品が目白押しとなった。なかでも注目を集めたのが、一流の歌手が集い共演するガラ・コンサート。モーツァルト生誕の地・ザルツブルクで繰り広げられる華やかなステージをお届けする。

<曲目>
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から
・序曲(モーツァルト)
・カタログの歌「奥さん、これが恋人のカタログ」(モーツァルト)
・彼女こそ私の宝(モーツァルト)
歌劇「ポントの王ミトリダーテ」から
・耐え難い苦痛のなか(モーツァルト)
歌劇「皇帝ティトゥスの慈悲」から
・わたしは行くが、きみは平和に(モーツァルト)
歌劇「イドメネオ」から
・もし父を失うならば(モーツァルト)
・もし私がその言葉を聞いて死なぬとしたら(モーツァルト)
・オレステスとアイアスの(モーツァルト)
交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」(モーツァルト)
<演奏>
ソプラノ:アンナ・ネトレプコ、パトリシア・プティボン、エカテリーナ・シウリナ
メゾ・ソプラノ:マグダレーナ・コジェナー
テノール:ミヒャエル・シャーデ
バリトン:トマス・ハンプソン
バス:ルネ・パーペ
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ダニエル・ハーディング
<収録>
2006年7月30日 フェルゼンライトシューレ(オーストリア)
公演コーナー(2)「アンドレアス・シュタイアー フォルテピアノ・リサイタル」
フォルテピアノとチェンバロのスペシャリストとして活躍するドイツ生まれのアンドレアス・シュタイアー。真摯に自らの芸術を極め、今や「巨匠」への道を着実に歩む数少ない実力者として認められるシュタイアーのトッパンホールでのコンサートを放送する。

<曲目>
幻想曲ハ短調K.475(モーツァルト)
ピアノ・ソナタハ短調K.457(モーツァルト)
<演奏>
フォルテピアノ:アンドレアス・シュタイアー
<収録>
2006年5月11日 トッパンホール(東京)
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by alarekko | 2011-04-24 00:20 | 教育TV芸術劇場