備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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芸術劇場番組データ 19 2010年10月〜

芸術劇場番組 過去の放送内容コピペ集 その19 2010年10月〜2011年2月



”More”以降はすべて「芸術劇場」過去の番組データから音楽ジャンルのみをピックアップしてコピーしたものです。
いずれ、自分なりにメモをしたいと思うことがあったら、何か別の色で書き加えるかもしれません。
初回は、こちら ☆ 




2010年10月15日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
ゲスト:
諸石 幸生(音楽評論家)
情報コーナー 「小澤征爾の復活とサイトウ・キネン・フェスティバル」
今年1月末、食道ガンの手術を受けて休養していた世界のマエストロ、小澤征爾。
9月5日のサイトウ・キネン・フェスティバル松本でのコンサート復帰を目指していた。
戦後の日本クラシック界を導いてきた齋藤秀雄の門下が世界中から集い、結成されたサイトウ・キネン・オーケストラと小澤征爾が母体となり、毎年開催されてきたサイトウ・キネン・フェスティバル松本。
しかし、復帰直前、持病の腰痛が悪化。最長でも10分間、1曲しか指揮できないという状況になってしまった。小澤がその許された条件の中で復帰の曲目に選んだのは、サイトウ・キネン・オーケストラの原点ともいえるチャイコフスキーの「弦楽セレナード」第1楽章。
そして他の曲は、今、最も勢いのある俊英指揮者、下野竜也に託された。
世界の小澤征爾は、そしてサイトウ・キネン・フェスティバル松本はどこへ向かうのか? 今年の公演から読み解く。

公演コーナー(1) 「2010サイトウ・キネン・フェスティバル松本」
食道ガンから立ち直った小澤征爾復活の場となった2010年サイトウ・キネン・フェスティバル松本から、小澤入魂のチャイコフスキー「弦楽セレナード」と、後を託された下野竜也による熱演をお送りする。
<演目>
セレナード ハ長調 作品48 から 第1楽章「ソナチネ形式の小曲」(チャイコフスキー)
<出演>
サイトウ・キネン・オーケストラ(弦楽合奏)
小澤征爾(指揮)
<演目>
ノヴェンバー・ステップス(武満徹)
幻想交響曲 作品14(ベルリオーズ)
<出演>
三橋貴風(尺八)
田中之雄(琵琶)
サイトウ・キネン・オーケストラ(管弦楽)
下野竜也(指揮)
<収録>
2010年9月5日、6日  長野県松本文化会館

公演コーナー(2) 「樫本大進&川本嘉子&趙静&小菅優 ブラームスのピアノ四重奏」
各楽器の注目の名手たちを集めた豪華なアンサンブルによるブラームスのピアノ四重奏曲をお送りする。
各方面で世界的な活躍を続ける4人の奏者が一堂に会した、まさに夢の競演。精緻なアンサンブルの中にも、互いにしのぎを削るような熱い演奏は、手に汗握る興奮と感動を生みだす。今後のクラシック界を背負って立つ4人による熱演をお楽しみいただく。

<演目>
ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 作品26(ブラームス)
<出演>
樫本大進(バイオリン)
川本嘉子(ビオラ)
趙静(チェロ)
小菅優(ピアノ)
<収録>
2010年6月10日 東京・紀尾井ホール



2010年11月12日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
ゲスト:
原田 幸一郎(バイオリニスト)
情報コーナー 「弦楽四重奏の魅力」
バイオリン2台、ビオラ1台、チェロ1台の4つの弦楽器で演奏される弦楽四重奏。4人のアーティストが協力し、呼吸を合せ、互いの心が通い合った時、世にも美しいハーモニーを生み出す弦楽四重奏は、クラシック音楽の喜びをひと際味あわせてくれるジャンルである。

スタジオには、日本を代表する弦楽四重奏団である東京クヮルテットの初代メンバーであり、室内楽奏者の第一人者である原田幸一郎さんをゲストに招き、カルテットの変わらぬ魅力と新たな魅力を分析、その深淵に迫る。

公演コーナー(1) 「ハーゲン弦楽四重奏団演奏会」
世界屈指のカルテットとして音楽界をリードするハーゲン弦楽四重奏団の日本公演をお送りする。

ハーゲン弦楽四重奏団は、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団で長年首席ビオラ奏者を務めていたオスカー・ハーゲンを父に持つ兄弟姉妹4人により、1980年に結成された。1981年ロッケンハウス国際室内楽フェスティバル第1位をはじめ、数々のコンクールで優勝。さらにボルドー音楽祭でゴールドメダル受賞。1984年にはザルツブルク音楽祭にデビュー。
子供のころから室内楽を楽しむ習慣を身につけていた4人による精緻で豊かな音楽性に満ちた演奏は、 瞬く間に世界的な高評価を獲得した。第2バイオリンのみメンバー交代したが、その高い精神性は今も保たれている。

2008年以来の今回の日本公演では、シューベルトの弦楽四重奏曲がメインに取り上げられる。世界最高峰と言われるアンサンブルをご堪能いただく。
<演目>
弦楽四重奏曲 第15番 ト長調 D887(シューベルト)
<出演>
ハーゲン弦楽四重奏団
<収録>
2010年10月3日 トッパンホール(東京・文京区)

公演コーナー(2) 「エマーソン弦楽四重奏団演奏会」
2010年6月に来日したアメリカを代表する弦楽四重奏団 エマーソン弦楽四重奏団の演奏会をお送りする。
ジュリアード音楽院時代の仲間が中心となって1976年に結成されたエマーソン弦楽四重奏団は、結成から30年以上たった今も世界の第一線で活躍している。バッハやベートーベンといった古典の作品からラヴェルやショスタコーヴィチなど近現代の作品まで幅広いレパートリーを持ち、陰影に富んだ表現と軽やかなリズム感を得意とする。また、バイオリンとビオラが立って演奏するなど、独自の演奏スタイルでも知られている。
<演目>
弦楽四重奏曲 変ホ長調 作品51(ドボルザーク)
弦楽四重奏曲 ト長調 作品106(ドボルザーク)
弦楽四重奏曲 作品11 から アダージョ(バーバー)
<出演>
エマーソン弦楽四重奏団
<収録>
2010年6月9日 王子ホール(東京・銀座)



2010年11月19日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
ゲスト:
吉田 都(バレエ・ダンサー)
情報コーナー 「吉田都の芸術」
日本が世界に誇るプリマバレリーナ吉田都が、長年プリンシパルとして活躍した英国ロイヤル・バレエ団を2009/2010年のシーズンをもって退団。今年6月の英国ロイヤル・バレエ団日本公演が、吉田とロイヤル・バレエとの最後の共演となった。

情報コーナーでは吉田都をスタジオゲストに招き、ロイヤル・バレエの名作「ロメオとジュリエット」の魅力を解き明かすとともに、バレエ・ダンサー吉田都のバレエ芸術の神髄に迫る。

公演コーナー 「英国ロイヤル・バレエ日本公演 『ロメオとジュリエット』全3幕」
世界屈指のバレエ団、英国ロイヤル・バレエ団の日本公演から、吉田都が主演したバレエ「ロメオとジュリエット」全幕を紹介する。これが吉田都がロイヤル・バレエ団と踊る最後の舞台となった、貴重な映像である。

「ロメオとジュリエット」は、英国人振付家ケネス・マクミラン(1929-1992)の手掛けた傑作で、英国ロイヤルバレエの代表的なレパートリーの一つ。数多くある「ロメオとジュリエット」の振付の中でも特に人気のあるバージョンである。
<演目>
バレエ「ロメオとジュリエット」全3幕(プロコフィエフ)
<振付>
ケネス・マクミラン
<出演>
ジュリエット:吉田都
ロメオ:スティーヴン・マックレー
ティボルト:トーマス・ホワイトヘッド
べンヴォーリオ:セルゲイ・ポルーニン
パリス:ヨハネス・ステパネク ほか

英国ロイヤル・バレエ団
<管弦楽>
東京フィルハーモニー交響楽団
<指揮>
ボリス・グルージン
<収録>
2010年6月29日  東京文化会館(東京・上野)



2010年12月3日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
情報コーナー 「びわ湖ホールの『トリスタンとイゾルデ』見どころ」
びわ湖ホールは1998年に開館した日本有数の舞台芸術専用のホール。初代の芸術監督、故・若杉弘のもと日本国内での上演が初めてとなるヴェルディの「スティッフェリオ」「海賊」など貴重な作品を次々と上演し、存在感を示してきた。2007年からは沼尻竜典が芸術監督に就任し、より洗練されたレパートリーで、オペラファンの注目を集めている。

沼尻竜典は、1990年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。東京フィルハーモニー交響楽団や日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者を経て、2007年よりびわ湖ホール芸術監督に就任。オペラ指揮者として着実に研鑽をつみ、高い評価を得ている沼尻が、日本人を中心とした実力派キャストを得、万全を期して挑むのがワーグナーの大作「トリスタンとイゾルデ」。

地方にあって高いレベルの活動を続けるびわ湖ホールを紹介しながら、沼尻竜典のインタビューを交えて、楽劇「トリスタンとイゾルデ」びわ湖ホール公演の見どころを紹介する。

公演コーナー「びわ湖ホール公演 楽劇『トリスタンとイゾルデ』全3幕」
2010年10月に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで上演されるワーグナーの傑作、楽劇「トリスタンとイゾルデ」全3幕を放送する。

指揮はびわ湖ホールの芸術監督である沼尻竜典、演出は、ドイツ・ケムニッツ歌劇場のオペラ監督で、首席演出家のミヒャエル・ハイニケ。
沼尻竜典の芸術監督就任後、「サロメ」や「ルル」など意欲作を毎年発表し、注目を集めているびわ湖ホールだが、2010年はいよいよ満を持してワーグナーの大作に挑む。ドイツ・ケムニッツ歌劇場は近年、ヨーロッパのワーグナー・ファンの話題をさらっているオペラハウスで、今回は、2004年に当地で上演されたプロダクションをベースに、ハイニケが新たな舞台を作り上げる。

キャストは、現在世界中の歌劇場でトリスタン歌いとして評価の高いピアースに加え、バイロイト音楽祭にも出演した小山由美、N響の第9などでもお馴染みの加納悦子、ドイツの歌劇場で活躍する近年注目の松位浩など、日本を代表するワーグナー歌手がソリストとして出演する。

<演目>
楽劇「トリスタンとイゾルデ」全3幕(ワーグナー)
<出演>
トリスタン:ジョン・チャールズ・ピアース(テノール)
イゾルデ:小山 由美(メゾ・ソプラノ)
ブランゲーネ:加納 悦子(メゾ・ソプラノ)
マルケ王:松位 浩(バス)
クルヴェナール:石野 繁生(バリトン) ほか
<合唱>
びわ湖ホール声楽アンサンブル、東京オペラシンガーズ ほか
<管弦楽>
大阪センチュリー交響楽団
<指揮>
沼尻 竜典
<演出>
ミヒャエル・ハイニケ(ケムニッツ歌劇場オペラ監督、首席演出家)
<舞台装置>
ラインハルト・ツィメルマン
<照明>
マティアス・フォーゲル
<衣装>
ヨアヒム・ヘルツォーク
<収録>
2010年10月10日(日)、16日(土) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール



2011年1月7日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
情報コーナー 「プレヴィンとN響メンバーが奏でるモーツァルトの魅力」
モーツァルトの演奏で世界的な評価を得ている指揮者にしてピアノの巨匠アンドレ・プレヴィン。そして首席客演指揮者であるプレヴィンと深い信頼関係にあるN響のトップメンバーたち。名手たちが奏でるモーツァルトの室内楽の魅力と聴きどころを紹介する。

公演コーナー(1)「アンドレ・プレヴィンとN響の仲間たちコンサート」
アンドレ・プレヴィンとN響のトップメンバーたちによる室内楽の演奏会「アンドレ・プレヴィンとN響の仲間たち」の模様をお送りする。プログラムはモーツァルトのピアノ四重奏曲第1番と第2番という、プレヴィンがもっとも得意とするもの。また、冒頭で演奏されたセレナードK.525(通称アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク)は、誰もが知っている名曲でありながら全曲演奏されることはなかなかなく、今回は貴重な機会となった。名手たちによるモーツァルトの室内楽をお楽しみいただく。

<演目>
セレナード K.525
ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493
               (以上モーツァルト)
<出演>
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
堀 正文(バイオリン)
松田 拓之(バイオリン)
佐々木 亮(ビオラ)
藤森 亮一(チェロ)
市川 雅典(コントラバス)
<収録>
2010年11月2日 浜離宮朝日ホール(東京・築地)

公演コーナー(2)「クイケン&レ・ヴォア・ユメーヌ」
ベルギー出身の世界的ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ヴィーラント・クイケンと、スージー・ナッパー、マーガレット・リトルによるヴィオラ・ダ・ガンバ・デュオ「レ・ヴォア・ユメーヌ」による、典雅な古楽アンサンブル。

ヴィーラント・クイケンは、古楽界を常にリードしてきたクイケン3兄弟の長兄。兄弟を中心に結成した「ラ・プティット・バンド」での活躍をはじめ、古楽器での優れた演奏で、今日の古楽の隆盛を牽引してきた大家の一人。

レ・ヴォア・ユメーヌは1985年以来活動を続ける、二人のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者によるユニークなユニット。メンバーの二人はいずれもクイケンの弟子であり、ボストン古楽祭、プラハ夏の古楽祭など、世界中の古楽祭から招聘される実力者。CD録音も多く、世界中に多くのファンを持つ。

パーセル、マレなど、おもにイギリス、フランスのバロック音楽を中心に、流麗で典雅な響きをたっぷりとお届けする。

<演目>
3声のファンタジア 第1番 (パーセル)
3本のヴィオルのための第1組曲より(第4巻) (マレ) ほか
<出演>
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
レ・ヴォア・ユメーヌ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エリック・ミルンズ(チェンバロ)
<収録>
2010年10月7日 浜離宮朝日ホール(東京・築地)



2011年1月21日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
ゲスト:
大谷 研二(合唱指揮者)
情報コーナー 「男声合唱の魅力」
世界最高の男声合唱団と言われる、オルフェイ・ドレンガルは、合唱大国スウェーデンを代表する合唱団の一つ。「合唱界の神様」と言われる合唱指揮者エリック・エリクソンが、手塩にかけて育て上げた合唱団でもある。そのレパートリーは、バロックから現代まで幅広いが、やはり、北欧及びバルト三国の近現代作品では圧倒的な評価を得ている。

スタジオに、北欧をはじめヨーロッパで合唱を学び、エリック・エリクソンにも師事した合唱指揮者・大谷研二氏を招き、オルフェイ・ドレンガルの魅力、知られざる北欧の名曲について解説。併せて、合唱大国スウェーデンの合唱事情にも触れる。

公演コーナー(1) 「オルフェイ・ドレンガル 日本公演」
世界最高峰の男声合唱団「オルフェイ・ドレンガル」。その待望の日本公演。

オルフェイ・ドレンガルは1853年創立の長い歴史を持つ合唱団。1961年から91年まで、世界的な合唱指揮者エリック・エリクソンが指導し、その実力は世界に知れ渡るようになった。現代数多く存在するア・カペラ合唱のパイオニア的存在であり、その表現は力強さと繊細さをあわせもち、レパートリーも民謡から現代音楽に至るまでの幅広い。

今、合唱界で大人気のチルコットやトルミスの作品から、シューベルトにプーランクといったヨーロッパ王道の合唱曲までを比類ないハーモニーで聴かせるとともに、時に客席まで巻き込むパフォーマンスも披露。合唱ファン垂涎のコンサート映像であることは勿論、合唱になじみのない人でも、存分に合唱の魅力を味わえる日本公演の模様をお送りする。

<演目>
ゴンドラを漕ぐ人 D809(シューベルト)
ニュートンのアメイジング・グレイス(チルコット)
幼き頃の思い出(トルミス)
アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り(プーランク)
ヴォカリーズ(ラフマニノフ) ほか
<出演>
オルフェイ・ドレンガル(男声合唱)
セシリア・リュディンゲー・アーリン(指揮)
フォルケ・アーリン(ピアノ)
エリン・ロンボ(ソプラノ)
<収録>
2010年10月9日 東京オペラシティ コンサートホール(東京・新宿区)

公演コーナー(2) 「ヴァディム・レーピン バイオリン・リサイタル」
研ぎ澄まされた感性と超絶技巧の持ち主、ロシアのバイオリニスト、ヴァディム・レーピンの演奏をお送りする。

ヴァディム・レーピンは1971年旧ソ連生まれ。数々の名演奏家を育てた名教師ザハール・ブロンに師事し、17歳でエリーザベト王妃国際コンクールで優勝。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウをはじめとする世界の一流オーケストラと次々に共演し、その名声を不動のものにした。
レーピンが、「最も好きなソナタの一つ」と話すドビュッシーのバイオリン・ソナタを中心にお送りする。

<予定演目>
バイオリン・ソナタ(ドビュッシー)
フラトレス(アルヴォ・ペルト)
<出演>
ヴァディム・レーピン(バイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
<収録>
2010年3月30日 トッパンホール(東京・文京区)



2011年2月4日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
ゲスト:
渡辺 和彦(音楽評論家)
情報コーナー 「カルミニョーラ 情熱のバイオリン」
世界的なバイオリニスト、ジュリアーノ・カルミニョーラの名演奏、その魅力とコンサートの聞きどころを紹介。
モダン楽器も古楽器も弾きこなし、ヴィヴァルディの名曲「四季」の録音では、自由な解釈と自在な演奏テクニックで、誰もが知っている名曲に新風を吹き込んで大きな話題となっているカルミニョーラ。 その音楽観をインタビューを交えて浮き彫りにする。

また、公演コーナー後半で紹介するギル・シャハムについても触れ、現代バイオリニスト事情についても概観する。

公演コーナー(1)「カルミニョーラ&ベニス・バロック・オーケストラ演奏会」
ジュリアーノ・カルミニョーラは、天性のリズム感、躍動感を持ち、あでやかな音色でドラマチックな音楽を奏でる、イタリアを代表するバイオリンの名手。1973年のパガニーニ国際コンクールでの入賞以来、国際的な活躍を続けている。ガット弦を張ったストラディバリを自在に操り、世界中のファンを魅了している。
ベニス・バロック・オーケストラは、1997年に結成された現在ヨーロッパ屈指の古楽アンサンブルの一つ。カルミニョーラとはたびたび共演し、厚い信頼関係で結ばれている。

ベニス生まれの作曲家ヴィヴァルディの作品を中心に、カルミニョーラのカリスマ的統率力のもと精緻なアンサンブルでイタリアバロックの精髄を聞かせてくれる。

<予定演目>
バイオリン協奏曲 変ロ長調 Op8-10「狩り」RV362(ヴィヴァルディ)
バイオリン協奏曲 変ホ長調 Op8-5「海の嵐」RV253(ヴィヴァルディ)
弦楽と通奏低音のための4声の協奏曲 二長調(アルビノーニ) ほか
<出演>
ジュリアーノ・カルミニョーラ(バロック・バイオリン)
ベニス・バロック・オーケストラ
<収録>
2010年12月1日 紀尾井ホール(東京・千代田区)

公演コーナー(2)「ギル・シャハム バッハ無伴奏を奏でる」
世界的バイオリニスト、ギル・シャハムの演奏を、東京の美しい夜景を背景に収録。今までにない映像美でバッハの名曲をお楽しみいただく。

ギル・シャハムは1971年アメリカ生まれ。移住先のイスラエルでバイオリンをはじめ、10歳の時にイスラエル・フィルをはじめ、地元のオーケストラと共演。1982年にイスラエルでのクレアモント・コンクールでの優勝をきっかけに、アメリカに渡りジュリアード音楽院に学ぶ。その後は順調にキャリアを積み、目の覚めるような超絶技巧と流麗な演奏で、クラシック音楽界を席巻。バイオリン演奏の第一人者として活躍を続けている。

今回は、コンサートホールを飛び出して、東京の夜景を見下ろすベイエリアを舞台に演奏を収録。撮影には一眼レフカメラの動画機能を用いた。一眼レフカメラを使うことで、テレビカメラ以上に、背景の美しいボケ味、点光源のにじみのない描写が可能になり、今までにない映像美を実現。

東京の夜景に響くバッハの妙なる調べをお聴きいただく。

<予定演目>
無伴奏バイオリン・パルティータ 第2番 BWV1004 ほか
<出演>
ギル・シャハム(バイオリン)
<収録>
2010年11月19日 東京・竹芝



2011年2月18日(金)の放送内容

案内役:
礒野 佑子アナウンサー
ゲスト:
長谷川 陽子(チェリスト)
情報コーナー 「チェロの魅力 ~ケラスとアントノフ~」
今が旬のチェロ奏者ジャン・ギアン・ケラスとピアニスト、アレクサンドル・タローの注目の共演。そしてロシア気鋭の若手チェリスト、セルゲイ・アントノフのリサイタル。それぞれのチェロ・リサイタルの見どころ聴きどころを紹介しながら、チェロの魅力に迫る。

公演コーナー(1) 「ジャン・ギアン・ケラス&アレクサンドル・タロー演奏会」
人気、実力とも今が旬のアーティスト、チェロのジャン・ギアン・ケラスとピアノのアレクサンドル・タローのデュオリサイタルをお楽しみいただく。

ジャン・ギアン・ケラスは1967年カナダ生まれ。ウィーンの楽友協会、ロンドンのウィグモアホール、ニューヨークのカーネギーホールなど世界中の名だたるホールでコンサート出演。鮮やかなテクニックと多彩な音色、そして甘いマスクで、世界中のファンを魅了。今や世界でもっとも人気の高いチェリストといえる。
アレクサンドル・タローは1968年生まれ。1989年にミュンヘン国際コンクールで第2位。現代フランスを代表するピアニストの一人。独特のタッチから流れ出る透明度の高い音色で、バロックから現代音楽まで多彩に弾きこなす。

ロマン派から現代音楽まで、気鋭の二人のセンスあふれるプログラムでお楽しみいただく。

<演目>
民謡風の5つの小品(シューマン)
チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 作品45(メンデルスゾーン)
チェロとピアノのための3つの小品(ウェーベルン)
チェロ・ソナタ ハ長調 作品65(ブリテン) ほか
<出演>
ジャン・ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
<収録>
2011年1月21日 王子ホール(東京・銀座)

公演コーナー(2) 「セルゲイ・アントノフ チェロリサイタル」
芸術劇場後半は、ロシアの若手チェリストによる、憂愁に満ちたチェロの響きをご堪能いただく。
セルゲイ・アントノフは、1983年モスクワ生まれ。2006年にモスクワ音楽院を卒業。ブルガリアのソフィア国際音楽コンクールでグランプリ、ポッパー国際チェロコンクールで第1位。そして2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールチェロ部門で優勝。世界のひのき舞台に躍り出た。現在はボストンに拠点を移し、世界各地で、オーケストラとの共演、リサイタル活動を展開。気鋭の若手チェリストとして注目を集めている。
ラフマニノフ、チャイコフスキーなど、哀愁漂うロシアの名曲を中心にお送りする。

<演目>
「序奏と華麗なポロネーズ」 ハ長調 作品3(ショパン/ジャンドロン編)
「カプリッチョ風小品」 ロ短調 作品62(チャイコフスキー)
「ヴォカリーズ」作品34-14(ラフマニノフ)
「6つの小品」作品19 から 第4曲「夜想曲」(チャイコフスキー/フィッツェンハーゲン編)
<出演>
セルゲイ・アントノフ(チェロ)
イリヤ・カザンツェフ(ピアノ)
<収録>
2010年6月17日 王子ホール(東京・銀座)
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by alarekko | 2011-04-25 21:23 | 教育TV芸術劇場