備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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夏の音楽祭2011(その1)ロッケンハウス

避暑に行ったつもりで、世界の音楽祭を味わおうと思います。

オーストリアのロッケンハウスですでにはじまっています。
 ☆  Lockenhaus Chamber Music Festival  7 – 17 July 2011
Artistic director: Gidon Kremer

1981年に始まって30年という記念の年。
ギドンさんが次のように述べていらっしゃいます。
(HPのはじめのところだけ引用)

Lockenhaus Chamber Music Festival is celebrating its 30th anniversary in 2011.

“When I initiated the festival in 1981, I didn’t even dare to hope that my vision of a place, where friends could gather making music for friends, would finally become a world-renowned , firmly established, annual event for chamber music enthusiasts,” Gidon Kremer – founder and artistic director of the festival - remembers.

We are especially pleased to celebrate the 30th anniversary of the “Lockenhaus Oasis” with you.


参加予定のアーティストの紹介はありますが、プログラム内容については、 こちら ☆ に”24時間前までに発表される”ということになっています。

今一番新しい内容、13日19:30〜のプログラムを見てみますと、
ギドンさんによる初演の曲の演奏から始まり、
前半の最後は、ルーカスゲニューシャスのソロで
バッハ〜メンデルスゾーン〜グールド
休憩のあとのはじめは、なんとJehye Leeさんラベルのバイオリンソナタ。
まだ余韻も覚めやらぬチャイコン3位の方です。
(はじめ、アーティストのリストに載ってないと書いたのですが、ありました。)

ギドンさんのぶれない姿勢がこの一夜のプログラムにも現れているなあと思いました。
同時代のすぐれた作曲家の作品を演奏すること。し続けること。
若い優れたアーティストの演奏機会をつくり、はばたいていけるように支援すること。
そういうことを通じて音楽愛好家に楽しんでもらえるように。


1981年というのは、
西側諸国でようやく自分の自由な演奏活動ができるようになった。
しかし、生まれ故郷やモスクワへ帰る自由は失われてしまった。
ずっと放浪し続ける人生なのか? そういう時期だった。
結果的には10年後にソ連が崩壊するわけですが、
当時そんなことは想像もつかないことで、、、。
ロッケンハウスとの出会い、縁は、
そしてそこで生まれ続け、そこでまた出会えるさまざまな縁が、
上に引用したメッセージに“Lockenhaus Oasis”とあるように、
彼にとって、もしかしたら唯一のオアシスなのかもしれない。

ギドンさんと自伝について、ワルシャワのことに関連してここに ☆ 少し書いています。
今年4月のコンサートについて こちら☆ 


メディアについては放送局のリンクが こちら ☆ のページに。
放送はすでに終わってるのですが、まだ聴けたりします。
他のファスティバルのこともわかったりします。
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by alarekko | 2011-07-13 11:36 | 2011 夏の音楽祭