備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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金環

”年の初め”というには遅くなってしまいましたが、
2012年、金環日食についてのメモからはじめたいと思います。

年明け早々、
今年は金環日食が日本各地で見られるというニュースを
耳にしました。
東京で金環日食が見られるのは百数十年ぶりだそうで・・・。

まだ先だと思ってると数ヶ月はあっという間だし、
間際になると、主要な情報源は繋がりにくくなるかもしれないし、
今のうちに調べたことはメモしておこうと思い立ちました。



2012年5月21日 金環日食

国立天文台の日食各地予報 ☆ のページから、
5月21日の金環日食の全体情報や
地点を選ぶと、細かい時刻がわかります。

東京では、このように
 食の始め   2012/05/21 5:56:06
 中心食の始め 2012/05/21 7:09:00
 子午線中心食 2012/05/21 8:59:08
 中心食の終り 2012/05/21 10:36:26
 食の終り   2012/05/21 11:49:21


いくつか、世界地図に今回の金環日食の情報が記載されているのですが、
この線は何?というかんじで今ひとつ良くわかりません。
しかし、「中心食が見える範囲」というものが、
太平洋沿いに、日本列島を移動していることは、
はっきりわかります。
これは、すごいことなのでは!



ところで、
”日食”と見ると、
食べ物、食事がまず思い浮かんでしまいます。
(昔は日蝕だったようですが)
用語がことごとく、食の始めとか中心食とか、、、
思わずムフッと笑ってしまう。
でも、説明を見なくてもだいたいわかる、
絶妙な表現だと思います。

餡ぱんのはじをちょっとかじり始め(=食の始め)
あんぱんを食べ終わって、食の終わり

文字だけ見てるとそういうイメージなのですが、
(わたしだけかも)
実際には、かじったあとは”無”ではなくて
途中から”光”が再び現れるんですね。

金環日食では、
”中心食の始め”、”中心食の終わり”という
皆既日食では登場しなかった用語が出てきました。
これは、月が太陽の中を(平面的に見るとですけれど)移動中で、
”金環”があらわれ、やがて輪がなくなるということでしょう。

日食は、
太陽と地球を結ぶ直線上に月があるときに起きるわけですが、
皆既日食は太陽を全部覆い隠す。
部分日食は、部分的に隠す。


金環日食が起きているとき、
「地球から月までの距離」と「月から太陽までの距離」の比が、
皆既日食とは違います。

なんでそうなるの!?は複雑でわからないので置いておいて、、、。
その瞬間の地球、月、太陽の位置関係だけを考えることにします。

金環日食のとき、
月が皆既日食の時にくらべてちょっと太陽寄りにあり、
そのため、地球から見て、相対的に月が小さく太陽が大きく見えます。
その”比”の加減によって、
そして複雑な軌道が、ぴったりおさまる奇跡的な瞬間に、
金の光の輪があらわれるんですね。

軌道の具合やこの比の微妙な違いによって金環の太さ?も1回1回違うのでしょう。

この奇跡的一瞬を是非是非体感したいです。

直前になったら、てるてる坊主つくりましょうか。
そして、国立天文台のページに
『なお、実際に日食や日面経過を観察するときには日食グラス(日食メガネ)や投影板などを用意してください。太陽を直視すると失明する恐れがあり、大変危険です。』
と、書いてあります。
注意事項や観察方法について、正しい知識の再確認が必要ですね。



ついでに英語も
日食 solar eclipse
eclipseは、”食”のほか、覆い隠す、影を落とすという意味でも使われるが、ギリシャ語の姿を消すという言葉から来ているらしい。

金環食 annular eclipse
annular=環状の


2009年の皆既日食のとき書いたことはこちら ☆   ☆ 
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by alarekko | 2012-01-08 14:55