備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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カテゴリ:2010 Vancouver( 7 )

パラリンピック  

グリムスがしなびて来てしまって、
焦って書いております。

2010 Vancouverの最初の記事 ☆ に書いた『2010 The Vancouver Organizing Committee for the 2010 Olympic and Paralympic Winter Games』の公式サイト ☆ " は、引き続きパラリンピックの情報が提供されています。

日本語のサイトでわかりやすそうなところ  ☆ 
日本時間11:00から開会式。

競技は、アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロン、アイススレッジホッケー、車いすカーリング があり、競技として大変興味深いです。


放送は、今夜(13日)20時から教育TVで、総合TVでは0:50から。
今後の放送は、こちら ☆ の予定。
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by alarekko | 2010-03-13 11:10 | 2010 Vancouver

係数の謎   

figure skatingペア、男子、アイスダンスと、
とても見応えのある演技と戦いでしたが、
女子はさらにすごかったです!

チャイコフスキーとかショスタコーヴィッチの譜面のように
ff(フォルテシモ)で、これがクライマックスかと思ったら、
fff(フォルテシシモ)が出て来ちゃって、
すでに十二分に盛り上がってるのに、さらにffffが・・・。
そんな感じです。

男子に続き、女子も日本代表3人とも入賞。画期的!
(3人一緒に応援してる男子たちも良かった!)
そして、最終滑走となったMiraiちゃんもすばらしかった。
USA代表とはいえ日本人でもあるので、今日は、やまとなでしこ4人入賞ですね。
ペア4位の川口さん(ロシア代表)とで5人。
それぞれがほんとに、すばらしいです。

冬の競技は、自然条件が刻一刻変わる競技もあれば、
人による採点が含まれる競技も多く、
同じ条件で公正な評価をすることって難しいなあ、
そういう中で戦って結果を出すことは、ほんとに大変だなあと思います。
行き当たりばったりな自分を顧み、若い人たちに教えられることばかりで、、、
心から敬意を表します。


さて、
キムヨナ選手があまりに高得点だったので、
ふと、男子の順位と比べたらどの辺なんだろうと思ったのがきっかけで、
今まで知らなかった、採点システムの”?”なところに気づいてしまいました。

 女子 ☆  と  男子 ☆  の結果のページで、選手の右の+をクリックすると得点の詳細がわかります。)

女子より、男子の方が点数が高いのは、技術的に差があるからだと思ってたんです。
でも、それが違ったんです。ビックリです。

そこのところをメモしておきたいと思います。

まず、それぞれの技に対しての基礎点は、
例えばトリプルアクセルは8.2とか、共通、男女同じです。

フリースケーティングの場合、違いは二つかなと・・・・。

まず、
技術点にカウントされる技の数が、男子が13個に対して、女子が12個で、
技1個分だけ、女子は少ないようなのです。

もうひとつは、なんと演技構成点に掛ける係数が違うのです。
なんと、この係数、男子が2.0、女子が1.6 なのです。

フリーの点数 = 技術点 + 演技構成点*係数 - 転倒などの減点

ですので、単純に演技構成点の4割2割分の点数が、
女子は少ないことになってるわけです。
えっ〜! なんで〜?

キムヨナさんの場合
  78.30 + 44.85*1.6 - 0 = 150.06 でした。
 この点数は、男子では9番目にあたります。
 しかしこれを、仮に男子と同じ係数で計算をすると
  78.30 + 44.85*2.0 - 0 = 168.00 となります。

では男子1位ライザチェックのフリーの得点はと言いますと、
  84.57 + 41.40*2.0 - 0 = 167.37 です。
 係数を同じにするとヨナさんの方が高いということになるんですね。

う〜ん、だからどうってわけじゃないんですけれどね。
1.6と2.0  なんなんだろう。
そういうことに気づきました っていうだけです。

プルシェンコが盛んに採点システムに関して主張している、
「4回転を飛ぶという、アスリートとして高度な技に挑戦することへの評価が不当に低い」(女子の場合はトリプルアクセルもですよね〜)
「根拠が曖昧な演技構成点に重きが置かれてるのがおかしい。」
その意味も、今までより少しわかるようになった気がしてきました。

どう評価するかを決めるのも難しい。
それ以上に、どう評価されるかに曖昧さがあることを承知の上で、
トレーニングに励み、戦うのも大変なことです。
でも、際立った才能を持つ人の強烈な個性が新たな地平を開いていく
のだとおもいます。
音楽と共通するものを感じます。
それぞれ自分を表現する新しい目標を持って、進んでほしいなと願います。

特にmikiちゃんに、
当面あまり順位にこだわらずに一旦「4回転の封印」をといて、
一番やりたいスケートのあり方、「Miki Andoのスケート」を
自分で探ってほしいな、と私は、願います。
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by alarekko | 2010-02-26 21:04 | 2010 Vancouver

雪組   

(またまた、だいぶ前、10日くらい前の話になってしまいますが)
ペアは、トリノのメダリスト他ベテランが再び活躍しました。
ベテランたちの中で、kavaguti組も凄くがんばったと思います。

優勝した Shen and Zhao(申 雪 / 趙 宏博)は、31才と36才。
(私は勝手に雪組と呼んでいますが)4回目のオリンピック。
2002、2006と銅メダルが2回。
世界選手権など他の大会で数々の1位獲得。
トリノの後結婚、プロに転向。
しかし、(オリンピックでの金メダルをとるために)
今シーズン、競技に戻ってきたのです。

ショートプログラムの滑走は、世界ランクの低い順にグループ分けされます。
優勝候補であっても、
競技のブランクのために世界ランクが低いので、
最初のグループ、しかも滑走順1番でした。

しっかり時間をチェックして、、、見ました!
バイオリンの音で迫ってくる、
せつなさや哀愁の一方で、力強さや意志の強さも感じる音楽と、
スケーティングの表現があいまって、
すばらしい演技でした。

なんと、滑走順1番の得点が最後まで覆されることはありませんでした。


一つ前の記事に書いた公式ページのリンク先で、
一人一人のスコアのところに、musicという項目があり、

Who wants to live forever と、あります。

これ、反語ですね。
『誰が、永遠に生きたいの? いや、誰も永遠に生きたくなんてないさ!」
そんな感じかしら。
クイーンの曲をディヴィッド・ギャレットがカヴァーした演奏。
パイレーツ・オブ・カリヴィアンの曲が入ってるアルバム、
ENCOREまたはロック・プレリュードです。
(CDのタイトルが(会社も)国によって違うので)

競技は永遠には続けられない!という現実を前に、
でも、金メダルに挑戦しようと覚悟を決めて挑んだシーズン。
そこに通じる思いがあるかなと(勝手に)感じました。


このペアの演技には、温かい空気を感じます。
フリーの曲は、アルビノーニのアダージョ。
(Eroica Trio:ピアノ、バイオリン、チェロの女性3人のアルバム「バロック」からのようです。たぶん。)
二人の人生はこれからもず~っと続くんだわ~~~
と感じる演技でした。



どちらの演技もこちらで見ることができます ☆ 
初めの記事に書いた番組表と同じサイトの中ですが、
至れり尽くせり、かつ、わかりやすく、とってもありがたいです。
(動画は、IPアドレスから国内と判断される場合のみ視聴可能)
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by alarekko | 2010-02-25 00:04 | 2010 Vancouver

figure skating   

オリンピック以外では、ペアやアイスダンスの放映がない!
(日本で競技やっても)
男子は、半分以上が私でも知ってるお名前という混戦なので、
ダイジェストになると有名な方でも見られないかも。
なので、できるだけLiveや、Liveの再放送を探して(録画したりして)
見たいと思ってきました。

公式サイトで詳しい情報がライブで更新されるので、とっても良いです。
こちらから ☆  日にちごとに クリック 

アイスダンスは、やっぱり”ダンス”なだけあるな、
一番”音楽”の比重が高いなあと思いました。
ただ、トリノの時より、アクロバティックなリフトが凄いことになっていてビックリしました。
表現の幅が広がるとも言えるし、
スポーツとしての進化の方向なのかもしれないですけれど・・・

特定の言語の歌詞がある歌は使ってはいけないと
トリノのときに知ったのですが、
アイスダンスでは歌も使っていいのだということを、今回知りました。

フィギュアスケートを見る時、音楽を抜きには見ることができません。
この曲は何の曲?だけでなく、
演奏は誰? 編曲は? と知りたくなります。
なかなかわからないけれど、たまたまわかることもあって、
いくつかわかったことは、あらためてメモしておきたいと思っていますが、
女子のLiveが始まっているので、
(ああ〜、ジョシュアの「ラヴェンダー・・・・」だ〜)
とりあえずここまで。


時差17時間
たとえば、現地時間 25日 17:00 は、 日本時間 26日 10:00
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by alarekko | 2010-02-24 10:37 | 2010 Vancouver

フィドラー

(1週間近く経ってしまいましたが)
開会式の後半、ダンサーとフィドラーがたくさん出て来ました。
(fiddle=violin)

だいぶたって真ん中の舞台がせり上がって来たとき、
左手に弓を持ってる(普通は弓は右手)フィドラーが映った。
もしや、
私の中では、"お兄ちゃん"だったんだけれど、、、
"おじさん"が映ってるんだけど、これは、彼?
全然テロップも出ないし解説もないけれど、きっとそう!

あとで、どこかで英語の記事の中に
「アシュレイ・マックアイザック率いるフィドラーとダンサー」云々
というのを確認。
やっぱりそうなんだ。
私がDVDで見てた、バイオリンを逆手に持って、
取りつかれたようにステップを踏みながら弾く"お兄ちゃん"は、
10年以上?前の姿だものねえ〜。
<20日追記 たぶん2000年発売のWater From the WellというDVD>

アイルランドの国宝級バンドと言われる、The Chieftainsとの共演映像が見つかりました。
Ashley MacIsaac こちら ☆ 

ちなみに、
カナダ東部のノヴァスコティア州ケープブレトン島には、
スコットランドやアイルランドから移住して来た人たちが多く、
今もケルトミュージックがとても色濃く残っているらしいのです。

1986年の こども ダンサー ☆  と フィドラー ☆ 
見つけちゃいました。
この二つが合わさったのね〜

<20日追記>
アシュレイのサイトに開会式で弾いてるアップの写真が載っていました
こちら ☆ 
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by alarekko | 2010-02-19 20:09 | 2010 Vancouver

最高のパフォーマンス


スポーツ全般には疎い私ですが、
十代の5年間を雪国で育ったので、冬の競技は、興味があります。
2010 The Vancouver Organizing Committee for the 2010 Olympic and Paralympic Winter Games ☆ 

バンクーバー、そして多くの競技が行われるウィスラーは、
(もう四半世紀も前になってしまいましたが)
スキーに行ったところなので、風景が映るだけでうれしくなります。

総合TVとBS1 ☆ が、
総力を挙げてって感じで映像を流し続けていてくれるのが、
すごくうれしいです。ありがとう!!!
(起きてから寝るまで家にいる間は、ずっとどちらかつけっぱなし)

ダイジェストを放送する時も、(他の局と違って)
日本人の注目選手のほんの一部だけでなく、
競技全般について、
そして日本人選手が惜しくもメダルに届かなかった時の
『メダリストの映像』もちゃんと映してくれます。
これは、報道として本来最も大切なことだと思いますが、

なにより、単純に、最高レベルのホンモノの競技、演技
を見ると、感動します!

もちろん、日本人選手は応援しています。
でも、広い世界の最高のパフォーマンスを見なければいけないと思う。
それを知ってこそ、そういう世界に出て行っている選手たちの凄さもわかる。
(音楽の国際コンクールをライブで見る時と共通するところが多いかも)


競技はどれも興味深いのですが、あえて一番見たいものをあげると、
アルペンスキーAlpine Skiing の 滑降downhill です。
冬のオリンピックの中で、一番高い山から、落ちるように降りてきます。
(その次がスーパー大回転)
競技を撮影すること イコール 
美しい冬の山々、天候の変化で変わる風景をうつすことになります。
土日にもう始まっていたはずでしたが、
(自然相手の競技ですから珍しくないことですが)
天候の都合で延期になっていました。
楽しみです。
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by alarekko | 2010-02-15 14:41 | 2010 Vancouver
カリフォルニアで行われたフィギアスケートの世界選手権。
男子シングルのフリー。
イタリア代表選手、サミュエル・コンテスティが
西部劇を思わせる衣装で登場した。 映像コチラ☆
滑り出す前から会場がどよめいている。
ご当地ネタというだけではない。
音楽は、エンニオ・モリコーネの「ウエスタン」ときた。
そう、マカロニ・ウエスタン。  凄い発想だ!
試合じゃなくてエキシビションかとおもうほどの、
ドラマティックなエンターテイメントだった。
もちろんジャンプも決め、競技としての技術も芸術性もある。
大きな会場の観客を引き込む「楽しい演技」で、5位。
彼は、来年のオリンピックも、更なるアイデアで、
この路線を突き詰めて、もっと上を狙ってくるだろう。
楽しみだ。


そんなことを考えているうち、
カナダに関係ある日本人の曲と言えば、と、
私の脳裏に浮かんだのが、
倉本裕基(Yuhki Kuramoto)作曲「霧のレイクルイーズ」(英題 Lake Louise)。

倉本さんの曲、そして演奏は、
自然なフレージングや、絶妙な揺らぎのあるリズム感などが、
一瞬エッジをたててスーッと滑り出したり、踊ったり、
スケーティングの動きに違和感無く良く合うと思う。
叙情的な美しさを持つ曲が多いが、
ドラマや映画の劇伴音楽では、リズミカルな曲、激しい曲など、
様々な情景が浮かぶ多彩な曲がある。
同じ曲でも、シンプルなピアノだけの演奏もあれば、
オーケストラのゴージャスでドラマティックなヴァージョンもある。
以前から、フィギアスケートにぴったりだと思っていた。

そして何より、ご本人が『長男』とおっしゃっている、
「霧のレイクルイーズ」。
カナダのロッキー山脈の中にある、美しい湖を標題にした代表曲。

バンクーバーで日本人選手が「霧のレイクルイーズ」にのって滑る。
そういうことがあったらいいのになあ。

そういえば昨年、全米選手権での、フィギアスケートペア、
井上怜奈&ジョン・ボルドウィンの”氷上のプロポーズ”。
TVでその場面を見たときも、即座に私の脳裏に浮かんだ。
倉本さんの「ヴァージンロード(Virgin Road)」という曲が。
暖かさの中に、何か崇高な志や、強い決意、
凛としたたたずまいを感じる曲。
この曲で滑って、再びのオリンピック出場を決めてください〜。
そうしたら、素敵だなあ。
と、どんどん勝手に想像が膨らみます。

この曲は、ピアノソロヴァージョンもいい。
でも、ロンドンフィルハーモニックと共演のアルバム
「リファインメント(Refinement)」に入っている、
オーケストラヴァージョンの方がドラマティックかな。
ホルンから始まる響きが、大きな教会の荘厳なイメージ。
でも同時に、雄大な山々に響く(アルペンホルンの)
ようにも聴こえる。
映画「ジェニファ涙石の恋」のサウンドトラック
(2枚組のアルバム「ピアノ・ジュエルズ」の中の1枚)では、
ピアノソロで始まり、
中程でストリングスが寄り添うように入ってくるところが、
絶妙です。

ちなみに、
霧のレイクルイーズも、たくさんのヴァ−ジョンがあります。
今度改めて、書き留めよう。


4/8 適当な音源が見つかったので追記
霧のレイクルイーズです。どうぞ ☆ 
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by alarekko | 2009-04-01 11:53 | 2010 Vancouver