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備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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西でも地震が・・・

静岡県東部を震源とする最大震度6強の地震がありました
緯度だけが0.1度違うだけの山梨県東部・富士五湖を震源とする余震と思われる揺れも続いています。
震源が富士山なので、気になります。


発生時刻2011年3月15日 22時31分ごろ
震源地静岡県東部
緯度北緯35.3度
経度東経138.7度
深さ10km 14kmに修正されました
規模マグニチュード  6.0 6.4に修正されました

地図はtenki.jpより
西でも地震が・・・_c0195695_23384849.jpg

# by alarekko | 2011-03-15 23:45 | 2011年3月地震

マグニチュード9.0

昨日気象庁は、地震の規模について更なる検討の結果、
マグニチュードを再び訂正して、9.0であると発表しました。

三陸沖、宮城沖、福島沖の3カ所で、百秒、百数十秒数おいて
非常に大きな地震が続けておきたという。観測史上初めてのタイプ。
この、ど〜ん、ど〜ん、ど〜んと3段階で強くなって行って、揺れがこれで小さくなるかなと思ったらもっと大きくなることが繰り返されて不安になった、私が東京で感じた揺れが、こういうことだったのかと納得のいく説明です。
震源が北から南に移ったから、だんだん大きくなったんですね。
あまり報道されないですが、関東でも、
茨城県や千葉県の特に太平洋側に被害が及んでいるのもそういうことだったのかと。

マグニチュード9.0は、
日本の観測史上最大、
この100年のスパンで、世界で4番め、
国内の記録からの推計でも400年で最大という大きなエネルギー。

津波の被害の大きさも過去に無いという表現では足りないほどの
大きなものだった。


余震発生範囲が、南北に500キロ、東西に200キロと、
岩手県から千葉県までの東側ずっと広範囲におよび、
発生頻度もこれまでになく多い。
そのほか、「余震」とは言えない、誘発されたと思われる別の地震。
東京湾内や内陸部を震源をする地震が多発しています。

余震の中の最大規模のものは、おおむね本震のマグニチュードより
1.0〜1.5少ない規模だと言われているそうです。
9.0-1.0=8.0

マグニチュード7〜8の余震も起きる可能性もあることを覚悟していかなければいけないということです。
そうなれば津波の規模も相応のものということになります。


余震の震源が近ければ、本震より震度が大きくなるところもあります。

地盤や建物が、前の大きな揺れで痛んだところが、あとの小さい揺れでも崩れるという危険もあります。

津波のメカニズムは複雑なので、余震の方が被害が大きいところもあります。



地震と津波の被害と今後に与える影響が尋常ならざる事態であるのに加えて、
原発のきわめて深刻な事故が重なり、
非常事態が長く続くことを、私たちは覚悟しなければなりません。


母は、津波の被害にあった地域の映像を見ると、空襲で焼けだされて高台の建物に逃げ、自分が住んでいたところが焼け野原になるところを見ていたときのことを思い出してつらいと言っています。阪神淡路大震災のときもそれを言っていました。そう言うのをきいたときはじめて、わたしも空襲や焼け跡のイメージが少し具体的になったような気がします。
母親(私の祖母)と姉が寝たきりの老人をはこび、母は幼い妹二人の手を引いて逃げ、すべてのものを焼かれてしまって命だけ助かった。という話は子供の頃から何度もきいていたのでしたが。

地震の前日3月10日は、東京大空襲の日(空襲は数限りなく続いたのですが、この日の東京東部を中心とする空襲が一度に10万人以上とも言われる命を奪った大規模なものだった。)でした。
両国の近くに住んでいた親戚の親子孫三代6人がずっと南の江東区の公園まで逃げた結果皆死亡していたことが、60年後にわかりました。疎開をすると言って荷物だけ故郷に送られてきたけれどもいつまでたっても本人たちが来ないので、確かな情報は得られないまま空襲でなくなったと思うことにして供養をしてきたのです。60年経って区役所で除籍届が出ているかもしれないということを、たまたま報道で知って、確認出来たのでした。「巡査某がいつどこで誰の死亡を確認した」旨が書かれていました。想像出来ない大混乱の中、おまわりさんお一人お一人がこういう任務をきちんとつとめてくださってたこと、そして、近隣の方々が、碑をつくり毎年供養し続けてくださっていることも、深く感銘を受けました。


そんなことを思い出しつつ、話は変わって


きわめて深刻な事態になったのではっきり書きますが、東電の上層部に当事者能力が無いことは、中越地震でもその他の事故でも、はっきり露呈されたにもかかわらず、依然として何も変わってないんだな。それは原発が立地する自治体(財政的余裕があるので、きわめて小さい市町村なのに、合併しないで残っている)も同じ。
電力会社には不買運動ができないというジレンマはずっと感じています。
政権が変わって、今のK総理E官房長官だからこそ、ここまで東電を突っついてやっとここまでできていると、私は思っています。
TVの報道もこれまでになく、多くの方がよく勉強しようとして、頑張っていらっしゃると思っています。
現場にいらっしゃる方々は、生命の危機に直結する中で頑張っていただいて、ほんとに感謝してます。

(とにかく、できないことをやれといってもできないので、
今は、ベキ論はいらないので、
本来責任ある立場であっても、わかってない人、役に立たない人は、
口も出さないでほしい。時間の無駄、混乱に拍車をかけるので)

すべての叡智と技術を集めて、対処していただけるよう、
その間大きな余震が起こらないようにと、祈るしかありません。


被ばくという言葉が聞かれていますが、大変まぎらわしいのですが、
原子爆弾による被爆と、今報道で耳にする被曝は別の言葉だそうです。
被曝は、何かにさらされるということを言っています。
私は専門家ではないので詳しくは書きませんが、
TVで解説されていたので、自分なりにちょっと調べて、漢字の違いは認識しました。


これからの事態を考えて自分でできる心構え
放射線被ばく(被曝)予防で、心がけた方が良いと思っていること
放射性物質は、小さなエアロゾルにくっついて飛んでいるので、
それがきわめて低濃度に拡散していたとしても、
たまたまその1個を吸い込んでしまうとことは避けられるなら避けたい。
なので、次のことは花粉対策ですでに実行していることですが、
続けようと思います。
・マスクをする。
・不要不急の外出をしない
・帰宅したらコートや髪の毛を外で払い、手や顔を洗う。
・洗濯物は室内に干す

子供の頃、降り始めの雨に当たらないようにと誰からとも無くいわれていたのを思いだしました。一理あるような気がします。
# by alarekko | 2011-03-15 15:59 | 2011年3月地震
計画停電あるいは輪番停電はきょうから4月いっぱいくらいの期間だそうです。

週があけて14日、関東の交通網は混乱しています。

お出かけ前に運行状況は必ずチェックするようにしましょう。
例えばコチラ ☆ 
広範囲に影響があるので、全国的な状況を知っておいた方が良いと思います。
(停電している時にどうするかもかんがえなくては)

計画停電or輪番停電が具体的にどういうものなのか、
なかなか発表されず、発表資料が媒体によって違うなど、
いつまでもはっきりしないので、
日付が変わってもTVを見ていました。

報道機関も、
早く伝えたいけれど、間違って伝えるとかえって混乱するのでは、
という狭間で苦慮していたように見えました。

鉄道など、運行途中に停電して大混乱を招くよりは、
安全側で、運休などを急遽深夜に決めたと思われます。

結果的に、東電は、朝一番の”計画した”停電はしなかった
というか、しなくてすんでいます。
これは、大きな組織の緊急対応によって、
夜中に言われても朝から対応することが不可能と思われる、
個人個人(病気などで電源を必要とするなど)への影響を回避出来た、
ということです。
それは大変良かったと思います。
そういう風に考えるべきだと思います。

電力供給能力が絶対的に減っているので、
25%減っているとしたら、経済活動を最低25%へらさないと。
病院、在宅療養そのほか、命に関わることを優先すれば、
凄く感覚的ですが、
首都圏の経済活動を3分の2以下にはしなければいけないんじゃないか。
普通に元気な私たちはみんながそういう意識をもたないといけないとおもいます。


<停電時、外出先での情報入手 随時追記してます>
・radiko
ラジオをインターネットで聴けるradiko  ☆ 
地震に対する緊急対応として、地域制限を解除し、全国で聴けるようです。
iPhone、スマートフォン対応専用アプリもあり

・手巻き充電ラジオ 250g
これです ☆ 
停電時だけでなく、外出時もこれを持って歩こうと思います。
前に書いた記事 ☆ 
# by alarekko | 2011-03-14 11:42 | 2011年3月地震

2011/3/11 15時

午後3時、、、凄い地震でした。
今のところ家族は、それぞれ勤務先、自宅、学校にいて無事です。
とりあえず、それぞれの場所で安全に居ることを申し合わせています。

私は自宅に一人でしたが、こんなに大きな揺れがいつまでも続いてどうなっちゃう?
と、すごく動揺しました。
とりあえず、家の中はちょっとしたものが落ちただけでおさまりましたが、
余震も続いていて、ずっと酔ったような感じ。

電話はつながりにくいですが、
東京の我が家では、今のところ停電にはなっていないので、
テレビ、パソコンで情報も得られますし、インターネットもつながり、
暖房もエアコンがメインなので、不自由はありません。
ありがたいことです。

とりあえず、出かける予定は取りやめ、
エレベーターには乗らない、ガスは使わない、などなど、
自分に言い聞かせて、落ち着こうとつとめまていますが、
想像を絶する甚大な被害の映像、全国的な大津波警報を目の当たりにし、
血圧上がったままのような気がします。

落ち着いて余震も覚悟して自分と家族の安全に注意してすごします。
心配なことはたくさんありますが、
他に今私にできることは、祈ることだけ。


東京電力停電情報 ☆ 
鉄道運行状況 ☆ 

東京ガス ☆ 自動停止したガスの復旧方法


12日朝です
無事に一夜明けました。明るく良く晴れた静かな朝です。
我が家では幸いにして停電にはならず、何の被害もありません。
家族も帰ってきました。
(都内の交通は依然として大変ですが)
ただ、そういう東京でも、まだまだ元にはもどれません。

<エレベーター>
集合住宅のエレベーターは停止したままです。
安全であると点検で確認されるされるまでは動きません。
どれだけの数のエレベーターが止まっているのでしょう。
点検の順番がいつ巡ってくるのか、わかりません。

<ガス>
マイコンメーターで自動停止しています。
朝になって、復旧して使っても良いもんだろうかと、
ガスメーターのところに下がってる紙を読もうとしたけれど、
暗いところで小さい字で読めない。
東京ガスのサイトに行ってみました。
上にリンクを書きましたが、
供給を停止している地域以外では、自分で復旧ができます。
復旧方法の説明があります。

元栓を締めてから、メーターのところのボタンを押して、
3分ほどして赤ランプの点滅が消えたら、
ガス漏れがないことが確認出来たということなので、
元栓をあけて使えるようになるということです。

しかし、ランプの点滅が消えません。
そもそも、元栓を全部閉めることができてないかも。
ここでひとやすみ
もう一度やってみたら大丈夫でした。
次は母のところも・・・しないと。

何という巡り合わせか、今日は消防点検の日なのです。
火災報知器とか避難はしごの点検とかです。
音が遠くで聴こえてきたから、予定どおりやるんだわ。
# by alarekko | 2011-03-11 17:05 | 2011年3月地震

ネットで音楽

確か1月下旬、BSクラシック倶楽部のサイトを見ていて、気付いたこと。
番組の詳細情報から番組表に飛ぶと、いつの収録がわからなくなっていた。
ですが、
最近また復活していることに気付きました。
たかが一行なのですが、やっぱりあってほしい情報。
よかった。うれしいです。

音楽の情報源として、さらに貴重で重要な 
しかし最近残念ながら遠ざかりがちな、NHK-FM。
昨夜、NHKニュースでうれしい情報を(TVなんだけれど)小耳にはさみ、
気になっていたので確認しました。

NHKのラジオ放送(第一、第二、FM)を
インターネットで聴けるようにすることを、総務省が認可したと。
秋ぐらいをめどにってことらしいですけれど。

本来、テレビの地デジ化、つまりアナログ放送停止より先であるべきだとは思いますが、、、

とにかく、頑張ってほしいですよ〜
少なくともFMは、先んじた民放のradikoより、高音質で!!!お願いします
(めざせBBC)


ココから愚痴っぽくなってます。

うちでは、とにかくNHK-FMがすっごく入りにくいのです。
入る局はばっちり入ります。
NHK-FMと微妙な違いの周辺周波数で、
何倍も何十倍も大きい音で入る局がたくさんあるのです。
電波の具合はその日その時間によって微妙なので、
ど〜〜〜してもって時は、始まる前から微妙に調整します。
けっこうこれが、ストレス大きいんです。
ちょっとした具合で、よその大音量の局になっちゃったりするので。
それでも、雑音や途中で諸々変化することは覚悟しなければなりません。

都心方向に大きなビルが次々建って行くせいで悪化の一途かと思っていましたが、
最近、それだけではなく、、、
アナログTVの出力だんだん下げてるでしょう?っていう疑惑も感じていました。
周波数がテレビの1チャンネルに近いFMも出力さがってるんじゃ?疑惑、です。
あくまでも個人的観測です。

以前、地デジって何?って調べてた時、
欧米先進国ではみんなやってるのに日本だけ遅れてるという理由がありましたが、
たとえばBBCは、TVを国内、ラジオは世界中にインターネット配信するようになったんです。
デジタル化とネット化は、視聴環境向上のため連動した取り組みだったのでは?

「地デジ化」自体は必要なことの一つなのでしょう。きっと。
しかし、手段の選択肢であって放送の目的や目標ではない。

国民の最低限の情報源として、
今までよりも見たり聴いたりが困難になるようなことは本末転倒。
今までより改善されるように総合的に考えるのでなければ、
放送局という大きな既得権を持ち続けることは許されてよいのだろうかと疑問に思います。
これは、受信料を払っているところだけではなく、民放も含めてです。
広告費は消費者が負担しています。
見ても見なくても、聴いても聴かなくても、
TVやラジオを持っていてもいなくても、
電波が届いても届かなくても、負担しているのです。

私自身では、BBCのラジオとベルリンフィルのDCHがあれば十分、
ニュースもパソコンで十分って言う気持ちもあるんですよ。
でも、私は見ないから良いじゃすまないとも思うんです。
インフラとして、災害時などに必要な情報がみんなに届くようにと思えば、
私は見ないから聴かないからと言って払いたくないとは、思いませんよ。

でも、依然として「地デジ対応の受像機や録画機を持ってる世帯がまだ94%」
などとニュースでやってる。総務省の調査だそうな。
『だから〜、テレビを買い替えたって見られない人たちがいるでしょう!』
と、つっこむ。
やたら出てくる、チデジカという名の鹿のかぶり物かぶった人や置物やらも、
正直言って腹が立ってきて見たくありません。
きちんと伝えるべきことを伝えてないでしょ!
肝心なことをカモフラージュ?隠してる? 
外交官黒田・・を見ながら書き始めたら、
だんだん話がこんな風になってしまいました。
(「けっこうTV見てるじゃん」 「そうなの」)
# by alarekko | 2011-03-10 23:59