備忘録:私の暮らしの中の サイエンス&アート


by alarekko
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白金懐炉(ハクキンカイロ)

光触媒のことを書きはじめようとしたのですが、
それはまたの機会にして、ちょっと寄り道

触媒(catalyst)とは、自分は変化しないのに、
その存在があることによって、他の物質の化学反応を促進させる
という興味深い働きをするモノです。
車の排気ガス浄化のための装置とかも研究開発が進んでいますね。
なにしろ、使っても自分は減らないんですから、
うまく使えれば、エコ度は極めて高いわけです。

ここで、ふと、
祖母が、いつも白金懐炉を使っていたことを思い出しました。
そうそう、白金(プラチナ)が触媒として使われているのです。
ほんの少量のベンジンが、白金の触媒作用で、長時間熱を発し続けるというもの。
そういえば、祖母の部屋には「ベンジン」の小瓶があって、着物の手入れと懐炉に使っていました。

何となく過去のものと思い込んでいましたが、
大変高度なエコグッズであることを、今知りました。

ハクキンカイロ(株)の会社沿革によりますと、
「創業1923年(大正12)年
 創業者、初代社長 的場仁市が、白金属の触媒作用による酸化反応熱原理を発熱
 器に利用する特許を取得、長年に亘っての研究実験の結果 、遂にその実用化に
 成功、白金懐炉 (ハクキンカイロ)と命名。」

そうか〜すごい! 今まで知らなかったです。
80年以上基本的な構造が変わっていなくて、すべての交換部品がそろっているそうです。
すばらしい!!!!!
長く使うこと、それが第一ですよ!
しかも消費するものが少なく、ゴミも出ない。
(二酸化炭素排出量が少し減ったからって、次々買い替えるんじゃ本末転倒!!!)

俄然、使ってみたくなってきました。
電気もガスも止まった非常時にも使えるし。
平時に使い慣れておく(平時も使えて非常時にも役立つ)のが、役立つ非常用グッズ。
ただ、ベンジンの臭いが、今の高気密の集合住宅でどうなのかなあというのが、一番気になるところですが。
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by alarekko | 2009-01-28 10:56